初めてのジョージア投資：賢く資産を動かすためのステップ

7月18日

はじめに

近年、ジョージアは海外投資先として注目を集めています。特に不動産を中心に、外国人投資家による関心が高まっており、「次に狙うべき新興国」として話題に上ることも少なくありません。

しかし、言語、文化、法律、商習慣の違いがある海外投資は、初心者だけでなく経験者にとっても高いハードルとなるもの。今回は、ジョージアという未知の国で「賢く、安全に」投資を行うために知っておくべきポイントを、段階的にご紹介します。

ジョージアという国の魅力については、以下のブログをご覧ください：
インフレに負けにくい資産：ジョージアに投資する理由

ステップ①：自分に合った投資スタイルを理解する

投資と一言でいっても、その形はさまざま。資産形成の目的や性格、ライフスタイルに応じて「どのような投資方法が自分に合っているか」を最初に明確にすることが重要です。

たとえば、不動産投資ひとつとっても、以下のような選択肢があります：

「一つの物件で、毎月高収入も得て、かつ長期的にも資産価値が上がる」など、すべてを同時に叶えるのは難しいのが現実です。まずは、自分にとって優先すべき軸が「収益」なのか「安全性・資産価値」なのかを明確にしましょう。

ステップ②：銀行口座を開設して“資産疎開”の一歩を踏み出す

ジョージアで銀行口座を開設する理由は、大きく分けて2つあります。

ジョージアでは、GEL建ての定期預金で年10〜11%の利息を得ることができる銀行もあり、これは日本では考えられない水準です。さらに、日本人でも現地での身分証やビザなしで口座開設が可能で、オンラインバンキングや海外発送対応のデビットカードなど、利便性も高く評価されています。

しかし、それ以上に多くの方が関心を寄せているのが、「資産疎開」という視点です。地政学的リスク、経済不安、円安といった要因から、「日本だけに資産を置いておくのは不安」と感じる人が増えてきています。

ジョージアで口座を開設することは、ただの利回り目的ではなく、「資産を分散させる」という大きな戦略の一環。投資家にとっては、ジョージアが持つ安定性・外資歓迎の姿勢・銀行の自由度が魅力的に映るのです。

「現地で不動産を買う予定はまだないけど、将来的に何か動きたい」という方にとっても、最初の一歩として口座開設は非常に有効です。

ステップ③：徹底的なリサーチが命

投資の成否は「情報の量と質」で決まるといっても過言ではありません。ジョージアという市場では特に以下のような点に注意が必要です：

法制度の未整備：不動産契約が曖昧なケースもあり、買主保護が不十分
建築基準の緩さ：建築基準の緩さ：ガス設備や耐震性に不安が残る物件も見られます。また、建築基準だけでなく、高水準とされるアパートの目の前にあったガソリンスタンドで爆発事故が発生した事例もあり、周辺環境にも注意が必要です。
市場の不透明性：売買価格や将来の価値が見えにくい
悪徳デベロッパーの存在：契約書に地番（キャダストラルコード）が記載されていないケースも

たとえば、見た目は新築のようでも、実際には旧ソ連時代の建物をリノベーションしただけの「見せかけ物件」も存在します。

当社では、該当物件周辺での爆発事故の有無なども含めて、こうしたリスク要因を丁寧にチェックいたします。

ステップ④：現地の専門家と連携する

リサーチと同様に、現地ネットワークの有無は投資の明暗を分けます。地元の不動産事情、開発トレンド、エリア別の特徴などは、表面上のデータでは分からない「リアルな情報」です。

現地の専門家、もしくは現地に深いコネクションを持つ会社とパートナーを組むことで、あなたの投資の精度と安全性は格段に高まります。

Prime Management LLCでは、日本語・英語・ジョージア語に精通したチームが現地に常駐し、不動産購入から管理、法務サポートまでトータルでサポートしています。

最後に：失敗しないために「ひとりでやらない」

海外投資は、多くのリスクと判断が求められる一方、正しく進めれば大きなリターンも期待できます。

あなたがもし、

ぜひ一度、当社の無料Zoom相談をご活用ください。現地情報や投資目的に合った戦略をご提案いたします。

必要な一歩を、今ここから。

ジョージア不動産市場は無規制？ 知らずに投資すると危ないリスクとその回避法